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2011年8月27日土曜日

Tenbiz×現代アート「KOSHIKI ART PROJECT」

    
 7月10日(日)17:30から、エアコンのよく効いたマルヤガーデンズ7Fで、Tenbiz×現代アート「KOSHIKI ART PROJECT」が開催されました。
 天文館で開催されているというビジネストークセッション"TenBiz"には興味津々でしたが、今回は、こちらも一度は行ってみたいなと思っていたKOSHIKI ART PROJECTとのコラボということでこれはいかねばとお出かけしてみました。

 ビジネストークセッション"TenBiz"は、鹿児島で活躍する社会人・学生が、個々人の得意分野をお互いに共有し、各人のスキルや能力を高めることを目的とした学びのコミュニティ。「鹿児島のビジネスを根っこから盛り上げよう!」をコンセプトの下、毎回さまざまなテーマ、さまざまなスタイルで開催されています(主宰者:永山由高)
  "TenBiz"  http://www.tenbiz.org/
  【関連記事】
   TenDoku主宰・永山由高さん http://maruyagardens-reporter.blogspot.com/2010/12/jintendoku.html


 今回は、「KOSHIKI ART PROJECTの困りごとを一緒に考える企画会議」という設定で、KOSHIKI ART PROJECTの副代表であるヤマシタケンタさんに、KOSHIKI ART PROJECTについて説明していただいてから、A~Eの5班に分かれて、それぞれが、島外からの集客、来島以外の関与設計、事業性の確保というテーマで自由な発想で討論、取りまとめて各班ごとに発表、参加者全員で投票して、優勝班には甑深層水プレゼント。。。までで2時間でした。

 
 「KOSHIKI ART PROJECT」は代表である平峯林太郎さんが、島の成人式で「アートプロジェクトを甑島でやります!」と宣言したとおり、翌年2004年からはじめたアートイベントで、現在は夏に新進気鋭の現代作家さんに島で暮らしながら作品を完成してもらい、公開するというスタイル(今年は8月28日まで)で、その熱い思いに賛同したり、巻き込まれたりした人々とともに、これにとどまらず、踊りや楽器の再現等さまざまなひろがりをみせつつあるとのこと。
 この話もとっても面白いのですが、長いので、興味のある方は↓の公式サイトor離島経済新聞サイトでごらんください。
「甑島で、つくる。」http://koshikiart.chesuto.jp/
ヤマシタケンタ http://yamashita.chesuto.jp/e427456.html
「離島経済新聞」http://ritokei.com/2011/03/10/20110310-32.html
 ヤマシタケンタさんのお話を聞いた後、各班ごとにくじ引きでテーマを決め、さらに各班に配置されているファシリテーター(司会進行?よりももっと踏み込みますがそんな感じです。)を中心に、アイディアだし、ブラッシュアップ、まとめ、発表となります。

 私の班は「来島以外の関与設計」で、老若男女4名で、いろいろな意見を出し合いました。
それぞれ、いい!と思ったことを自由に発言するのですが、若者からはインターネット情報には飽きてるとか、様々な意見がでて面白かったです。

 結局、来島できない人にも体験でき、かつお金ももらえるということで、ムック本に、甑の海でとれた貝殻やガラス等でストラップなどが作れるキットを添付し、もし来島できればワークショップに参加してつくれるし、来島できない人はネットで映像を見ながら作ることができる。。。というアイディアにまとまったのですが、残念ながら優勝できず。

 優勝したのは、同じテーマで、「KOSHIKI ART PROJECT」を象徴するポーズを作り、世界中から動画や写真を投稿してもらい、かつ、甑島にその動画や写真を展示するスペースをつくるというもので、楽しくて参加しやすい。。と感心しきり。

 それ以外にも、とにかく意見をたくさん出すという班や、大学生が運営する別荘を作るという班、そして世界中の子供たちに絵を描いてもらった石で道を舗装するという班と様々なすばらしいアイディアがでました。

 一人ではできないこともいろんな人があつまればいろんなアイディアが集まることや、そのアイディアをまとめるっていうのがどういうことかということの、さわり部分を体験できて、興味のある方にはオススメだと思います。

 毎回スタイルが違うので、テーマを確認しつつ興味があるものがあれば、GO!

 by たぶっっちゃん

2011年4月25日月曜日

日々支援  鹿児島から東日本へ

 


~みなさんの日々が、被災地を支援できるんです~




今、鹿児島から被災地を継続的に支援するプロジェクトが広がりつつあります。



このプロジェクトをたちあげたFrom Kagoshima Project (FKP)さんと、その活動に賛同して動いていらっしゃる企業・団体さんのうちmaruya gardensさんとWhatさんに、活動の趣旨やしくみ、そして思いを聞いてきました。



   動画も一緒にご覧ください → http://www.youtube.com/embed/_rs2LBntAKE


((From Kagoshima Project (FKP) 発起人代表 永山由高さん))

・・・From Kagoshima Project (FKP)の趣旨は・・・「鹿児島から東日本へ長期的に支援をする取り組みをやってみよう」というのが趣旨です。直接的な支援やお手伝いはプロに任せて、遠く離れた鹿児島にいるわれわれができることは後方支援だろう…後方支援で一番有効なのはお金を集めることだろう…ということで始めました。

・・・FKPのしくみは・・・たとえば、カフェの場合、「コーヒー、一杯450円(50円の募金が含まれる)」というメニューを出して、お客さまに提供した場合に、450円のうち50円を、カフェが日本赤十字社に直接送るというしくみになっています。カフェ以外にもいろいろな例があります(参考に→ http://www.fromkagoshima.info/fkp/project )。FKPとFKPに賛同している企業や団体で募金のしくみを考え、集まった募金は賛同企業や団体のほうから直接日本赤十字社に送られ、そのお金の運用は日本赤十字社がするというふうに、はっきりと役割分担をして動いています。

・・・このFKPという発想は・・・震災の翌日にあつまった10人のまちの若者による議論の中からでてきた方向性という感じです。去年ぐらいから「TenDoku」っていう読書会や天文館business talk sessionTenBiz」っていう若手社会人と学生のあつまりをやっていて、その日に集まったメンバーで何ができるか話し合う中で、「経済を止めない」というか「普段通りの生活の中に一部でも被災地のために何かできればいいよね」という話の中からでてきたのが、今のFKPのモデルです。
わたしたちがむずかしいなぁと思っているのは、いわゆる自粛モードに対する危機感ですね。西日本にいて震災を免れた私達にできることは日々の仕事をきっちりとこなすことだと思うんです。でも気持ちの部分でも、それがとても難しい。イベントが中止になったり、賛同企業さんの中にも、「仕事が手につかない、何をしていいのかわからない」という方もいらっしゃって、「「(被災していない人が)本業をがんばることが被災地のためになるんだよ」というストーリーをきちっと整理して示していくことが、すごく意味のあることなんだ」と賛同企業さんと話をするときに思いますね。

・・・何か困っていること、たとえば、もう少しスタッフがほしいとか・・・
何というか今回の被害があまりにも大きすぎて、支援の仕方について何が正解とかはないと思いますね。なので、わたしたちも、この活動を進めるなかで、これが押し付けになってはいけないと考えています。「一緒にやりませんか」とか「ボランティアをお願いします」とかそういうお願いを積極的にしていくというよりは、「こういうことをぼくたちはやっているので、もし一緒にやってくださる場合は一緒にやりませんか」というふうに、そこまでに留めたいなと思っています。
なので、何か困っていることはないかと言われれば、いろいろと困っていることがありますが、「困っているから、助けてください」というよりは、「僕こういうことができるよ」とか「このくらいなら手伝えるよ」という感じで、ムリのない範囲で一緒に動ける方がいらっしゃれば、一緒に動いていきたいなと思っています。
・・・ということは、有志で成り立っている感じですね・・・そうですね。お金のほうの融資じゃなくて、志のあるほうの有志ですね。志のある方、同じ思いを抱いている方と一緒にやっていきたいと思ってます。たとえば、ボランティアスタッフの中には、「私は、パソコンもさわれないし、トークもあまりうまくないけれど、この事務局に常駐のスタッフとして平日の空き時間にくることはできますよ」っていう主婦の方や「私デザイナーで、何かデザインの部分でお手伝いできませんか」という方もいらっしゃいます。それぞれのもっている時間とかノウハウとかをちょっとずつ持ち寄って、このプロジェクトを一緒にやっていきましょうという感じです。

・・・今後の展望は・・・まず、この1年間で、100のプロジェクトを鹿児島から発信していきたいと思っているんですけれども。そのために、できる限り多くの企業さんや団体さんを巻き込んでいきたいというのが、今後の展望です。このプロジェクトは、「3年間、絶対に続けます」いうことを、スタッフの約束事としてまして、3年間は今のスタンスでできることをやっていく予定です。3年かけて、できるだけ多くの志の入ったお金を被災地に届けたいなぁと思ってます。
震災3年経過時点で(2014年の3月11日)、そこまでに集まったお金と、賛同いただいた方との情報を整理して、次のステップとしてどういうふうに関わっていくべきかを改めて考えたいなぁと思っています。
この活動をできるだけ大きくしていって、被災地に長く暖かいサポートをし続けていきたいです。もしそういった活動に賛同してくださったり寄付をくださる方がいらっしゃれば、お声をかけていただければなぁと思います。




 


((FKPへの賛同企業のひとつ: マルヤガーデンズ 事業部長兼店長 青崎寛さん))

・・・経緯は・・・震災以降に、「マルヤガーデンズとして何ができるのか?」ということを考えて、募金活動の一環として1階に募金箱をおいたり、われわれマルヤガーデンズの特徴である各階のガーデンでチャリティライブなどを開いたりしてきました。
今は、そういう募金へのあつい気持ちみたいなことが、お客さまもそうですし、われわれも、すごく強いんだけれども、From Kagoshima Projectさんの考え方がすばらしいのは時間がたってもそういう活動が収縮しないように、このようにあつい気持ちをつなげていくために、「もう少し長いターム(期間)で、そういう募金につながる活動ができないか」ということで、
提案されたのが、「1レシート FOR 1コイン」というプロジェクトです。


 
・・・プロジェクトのしくみは・・・お客さまがマルヤガーデンズでお買いものをされたときに、そのレシートをマルヤガーデンズ3階ガーデンに置いてあるピンクのハート型の投函箱に入れていただくと、「レシート1まいにつきマルヤガーデンズが10円の募金をする」というようなかたちで募金をスタートしています。(参考に→ http://www.fromkagoshima.info/fkp/archives/1079 )

・・・今後の活動など・・・マルヤガーデンズ全体では募金箱をおいたりチャリティコンサートをしたり、「1レシートFOR 1コイン」をしたりしていますが、マルヤガーデンズ内の各ショップでは、たとえば、3Fのカンタベリーさんは、発祥の地がニュージーランドということもあって、この前のニュージランドの地震と今回の東日本大震災を支援するために、「支援Tシャツ」をつくって2000円で販売しており、その売上金を半分ずつ義援金にまわしていらっしゃいます。(現在は在庫が切れて、予約というかたちになっているそうです。)今後、「マルヤガーデンズ内のショップでもこういうことやっていますよ」と随時お知らせをしていくようなかたちにしたいですね。また、マルヤガーデンズだけにとどまらず鹿児島県内の企業さんがやっていらっしゃることも、From Kagoshima Project (FKP) さんがご紹介をしていらっしゃるようなので、そこで一緒になってやっていきたいですね。




((FKPへの賛同企業のひとつ: What 店長 宮路裕一郎 さん))

・・・経緯は・・・当初は手ぬぐいを企画していて、その一部がゴールデンウィーク頃にできあがる予定なのですが、ゴールデンウィークまでちょっと期間が空くので、他に何かできないかということで、バッジが一番スピードがあったもんですから、バッジを始めました。FKPのメンバーのあのスピードを見てたら、勉強になりましたね。とにかく彼らの情熱と動きのはやさというか、今のネット時代のはやさだなぁと思いまして、ちょっとでもはやくできる動けることは?と思いましたら、バッジが一番はやかったという感じですね。

・・・プロジェクトのしくみは・・・メーカーさんが通常200円くらいで譲ってくれるのを、「こういうことなので」50円で譲ってくださって、500円で販売して、50円を引いた450円を寄付させていただいています。ちなみにこれらのバッジのデザインには、有名な森本千絵さんや福岡のデザインステーショナリーメーカーのデザイナーさんもかかわってくださっています。(参考に→http://www.fromkagoshima.info/fkp/archives/313 )

・・・FKPに賛同されたのは、やはりご自身の思いがあられたと思うんですけど・・・そうですね。報道を見てまして、自分にも子供や家族がいるもんですから、ひとごとではないなと思い、何かできないかということで、ほんとに微力なんですけど、ちょっとでもお役にたてればと思いまして。あと、バッジの場合は、(バッジを)たくさんつけた人たちとすれ違ったら、お互い気持ちが通じあっていいかなと思いまして、企画させていただきました。

・・・何かひとこと・・・ぼくらのバッジは、雑貨屋としてのアプローチなので、各業種ならではの長期的な支援を考えられたら、いいんじゃないかなぁと思います。鹿児島でこの動きが広がれば広がるほど、鹿児島県民のよこのつながりとかも出てくると思いますし、やって決して損はないと思いますので、取り組まれたらいいんじゃないかなと思います。






     From Kagoshima Project (FKP)
    マルヤガーデンズ3階 ガーデン3にパネル展示・相談ブースを設置
    展示期間:2011年4月1日~2011年5月31日

maruya gardens :「1レシート FOR 1コイン」
 レシート投函箱の場所:マルヤガーデンズ3階 ガーデン3
鹿児島市呉服町6-5

     What:「がんばろうバッジ」と「手ぬぐい」
    山形屋 中4階  鹿児島市金生町3-1 



編集後記: Whatさんの手ぬぐいもそろそろ発売ですね。
被災地からどんなに遠くても、できることがあるんですね。
みなさんの思いが被災地の方々に届きますように。。。


動画編集:ココトビ
文:なっちゃん



2011年4月11日月曜日

鹿児島から東日本へ


マルヤガーデンズ3階 ガーデン3



今日で、地震から1ヶ月がたちました。



今も多くの方々が、

苦しんでいることでしょう。



私たちが、

東日本にできることはなんでしょうか?







そのひとつの支援活動として、

From  Kagoshima  Project (FKP)をご紹介します。
マルヤガーデンズ3階
1レシート for   1コイン

 
 

この活動は、ふだんの生活の中に

募金のしくみを取り入れた支援です。




          このような支援が広がり、長くつづきますように



FKPの発起人代表 永山由高さん と
FKPに賛同して活動している企業のうち、
マルヤガーデンズ 事業部長兼店長 の 青崎寛さん   と
Whatの店長である  宮路裕一郎さん に お話をうかがってきました。



まずは、動画をご覧ください。  →  http://www.youtube.com/embed/_rs2LBntAKE




What バッジ
東日本へ
気持ちをこめて・・・















What 手ぬぐい

  

 

 

 

 From  Kagoshima  Project :  http://www.fromkagoshima.info/fkp/ 
          
                                      レポーター : ココトビ&なっちゃん

2011年3月8日火曜日

鹿児島インターネットテレビとコラボ

マルヤガーデンズレポーターのココトビです(^O^)/



ココトビは、
鹿児島の素晴らしい人々の心を世界に映像でお伝えしている
市民メディア 「鹿児島インターネットテレビ」の局長でもあります。
ボランティアで取材、撮影、編集し、自らも楽しみながら活動しております。
今回は、マルヤガーデンズの仲間の取り組みについて
ご紹介番組をUPしました! 
是非、ご覧ください。

鹿児島インターネットテレビ第23弾2011年春号
ネットワーク マルヤガーデンズレポーター
http://www.isp-kikaku.com/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=30&lid=204

マルヤガーデンズと言えば、
株式会社丸屋本社社長 玉川惠さんを取材させて頂きました。

マルヤガーデンズが出来るまでについて
社長自身が熱く語っていらっしゃいます。
こちらもあわせてご覧ください。


鹿児島インターネットテレビ第21弾5周年記念号より
薩摩おごじょ 、株式会社丸屋本社 社長 玉川惠さん。
http://www.isp-kikaku.com/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=26&lid=192


鹿児島インターネットテレビ
http://www.isp-kikaku.com

今後も写真、記事、映像など、
あらゆる手法で素晴らしい鹿児島の情報を
発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

ココトビ

2010年12月12日日曜日

【天文館JIN】 TenDoku主宰・永山由高さん

朝の天文館で本好きが集まる読書コミュニティ”TenDoku
その”TenDoku”の主宰者である永山由高さんにインタビュー。




本から多くのことを学んだ少年時代
 「本は子供の頃から大好き」で、ミヒャエル・エンデの『モモ』と『はてしない物語』は、中学卒業まで何度も再読したと語る。陸上に打ち込むスポーツ少年でもあったが専門指導者に巡り会う17歳までは、陸上専門書やスポーツ雑誌から沢山の事を学んだそうだ。
本を読んで転職を決意
 銀行を辞め、鹿児島に帰り、直接地域と関わりたいと思う背中を押してくれた一冊が『リーダーシップの旅 見えないものを見る』。当時同じ職場で同年代の知人も、その本に感化され同じタイミングで退職した。
「本にはそれくらいの物凄いパワーが在る。僕は人生の節目節目に本の持つ力を痛感、体感してきた」と永山さん。



本で繋がるコミュニティ
 永山さんが主宰する読書コミュニティ”TenDoku”は「本を通じて人生をより豊かにする仲間が集う場」をコンセプトにしている。実際に参加してみると「読書会を望んでいた」、「もともと読書会を開こうと思っていた」という本好きの人が集まり、各人の持ち寄った本を紹介しあい、和やかな社交の場が出来上がっていた。
最初は二人しか来なかった。
 東京で行なわれている「Reading-Lab」という会員数が2000人を越える読書コミュニティを鹿児島でもやろうと思ったのが、TenDokuを始めたきっかけだ。今年の1月に始めたが「最初は2人しか来なくて、辛かった」と永山さんは語る。その後、東京の「Reading-Lab」の主催者にアドバイスをもらい、「天文館という鹿児島のシンボルを名前に取り込んだこと」「ビジネス色をなるべくなくしたこと」など鹿児島的にカスタマイズしたそうだ。




奄美大島支援企画ーTenDokuができること
 通常のTenDokuに加えて「今後は、TenDokuから派生したTenDoku市場などを展開していきたい」と永山さんは語る。TenDoku市場とは、平成22年10月の水害にあった奄美大島へ「何かできることはないか」と考えたことをきっかけに生まれた企画で、TenDokuの場で各人の持ち寄った本を売買し、そこから得た収益を奄美大島に寄付するという試みである。TenDoku市場は実際に何度か開催され、そこで得た収益(図書券、図書カード)を奄美に寄附している。
本から生まれる可能性
 TenDoku市場を思いついた時は新しい価値観に出会った瞬間だったそうだ。永山さん自身「毛穴が開いた瞬間だった」と彼独特の表現で語った。TenDokuで集まる本は、各々の想いが詰まっている。想いの詰まった本を紹介された人はその本を買いたくなる。本1冊にいろいろな価値がついていく。永山さんはそういう側面に気づき、行動した。TenDoku市場のような新しい仕組みが生まれたように本には色々な可能性があり、ここからまたおもしろい仕組みが生まれてくるのではないかと思わされた。
副産物としてのまちづくり
 最近、まちづくりとしての視点で取り上げられることのあるTenDokuだが、そのことについて聞くと「TenDokuっていうのは個人のストーリーなんですよ。その人にとっての本。その人にとって一緒に来た仲間。そこの個人個人のストーリーを大事にする場だという意識が僕にはあります。それの積み重ねで街が賑やかになってくれれば、まちづくりに繋がるのかもしれないですけど、ダイレクトにまちづくりをしようと思ってTenDokuをしている訳ではないんです」と永山さんは語る。それを聞いてOUTPUTのまちづくりではなく、OUTCOMEのまちづくりがそこにあるように思えた。
日曜の天文館で行なわれているTenDoku。その一つの動き、それを主宰する永山さんの話からTenDokuの様々な可能性を感じさせられた。
〈レポーター〉
班長、深々、真紀子

サクラ島大学職員 委員長のココロ


サクラ咲く春の季節の開校をめざし、「学び」を口実に心地よい繋がりをつくろうと突き進む『サクラ島大学』。今回は、その職員である大里泰一さん(通称、委員長)にご自身のこと、サクラ島大学のことについてお話をうかがいました。









学生時代の経験から身につけた“おもてなし”のココロ
Q. 串木野市役所にお勤めの委員長。ご自身のこれまでのことを教えてください。
A. ものをつくるのが好きな子供でした。鹿児島大学の教育学部に入学してからは勉強はそっちのけで趣味のサーフィンやアルバイトにひた走りました。アルバイトは接客業が多くて、その頃に人を“おもてなし”をする楽しさを知りました。合ってるんでしょうね。


サーフィンから学んだ“行ってみないとわからない”のココロ
Q.  鹿児島の案内人として、いろんな人や場所を知っている委員長。なにがキッカケだったんでしょうか。
A.  趣味のサーフィンから学んだところが大きいですね。僕が学生だった頃はインターネットとかも普及してなかったから、波の情報とか直接行ってみないとわからない。いい波来てたら嬉しいし、友達とかに「さっきまでいい波きてたよー。」とか言われると悔しい。だから行く。人とかモノもおんなじで“行ってみないとわからない”。人との出会いは大事にしていきたいからね。


サクラ島大学のこと。“委員長”のココロ
Q. サクラ島大学の職員もされている委員長。まずはサクラ島大学について教えてください。
A. シブヤ大学の姉妹校で、来春開校を予定しています。正規の大学ではなくて、生涯学習を促進するコミュニティ大学のようなものです。サクラ島大学の名前には、「枯れ木に花を咲かせましょう」と枯れ木に灰を降らせして、サクラの花を満開にした“はなさかじいさん”のように、桜島の灰が降るたびに素敵な花がまちに咲いていくように、季節が変わっても花が咲いていくように、という願いがこめられています。
Q. サクラ島大学の立ち上げからずっと見守ってきた委員長。忘れられない出来事はありますか?
A. 出来事というか、このサクラ島大学というものができていく過程そのものが、忘れられませんね。いま鹿児島には、マルヤガーデンズさんやash Satsuma Design & Craft Fair等々、いろんな軸があって、それらが気がついたら引っ付いて面白いことしようとしてる。ちょっと目を離したら「えっ。今度はそんなことになったの?」ってことになる。職員として関わっててスゴく楽しいよ。




実は、『ぼくの鹿児島案内』を書かれた岡本仁さんを案内したこともある委員長。
あるときは串木野市役所で働く公務員、そしてあるときはサクラ島大学の職員と、いろんな顔を見せてくれる。委員長の魅力はとても短い文面ではおさまりきりそうにありません。
この記事を読んでみてサクラ島大学も含め、委員長に興味をもたれた方は“行ってみないとわからない”のココロを実践してみてはいいかがでしょうか。


あなたにも素敵な花が咲くかもしれません。


サクラ島大学についてはコチラ→http://sakura-univnet.blogspot.com/




レポーター|サザエさん+チハルさん+みそっぷ

2010年12月5日日曜日

“映画を観て語る、感動の輪を広げる”シネマ

2010年某日
私、佐原貫太郎と河野静恵で
マルヤガーデンズ7Fのガーデンズシネマを運営されている、
鹿児島コミュニティシネマ代表世話人である黒岩美智子さんを取材しました。


Q. そもそもコミュニティシネマを始めたきっかけは

A . 立ち上げは2007年の6月,
今年で4年目になります。
ちょうど天文館から映画館が消えてしまい、
シネコンでは上映されない映画があるので、
なんとか観られるようにできないかと、
同じ思いの周りの有志に声をかけ自主上映の活動から始めました。
最初は公共の場所を借りて上映していました。
昨年4月から、縁あってマルヤガーデンズさんの劇場を借りることになり、
常設で上映させてもらっています。
現在、760名の会員がいます(1月末現在)

自主上映で最初に上映したのは鹿児島の出水の米ノ津が舞台の
紙屋悦子の青春という映画です。
鹿児島が舞台なのに、まだ鹿児島での上映がなかったものですから。
この間、出水から来られたお客様がこの映画を観たいとおっしゃったので「実は
この映画、4年前に上映したんですよ」とお伝えしたんですが、
なんだか嬉しくなりました。





Q . ガーデンズシネマが掲げている
映画を観て語る、感動の輪を広げる
というのは具体的にどういった活動ですか?

A. 映画を通していろんな方とつながり,
プラスアルファーで楽しんでもらおうと動いています。
市民イベントのひとつであるアースデイに参加させてもらったり、
環境映画を特集した時には、
鹿児島でその環境活動をされている人を紹介したり。
チェコ映画祭の時には
溝辺のBARREL VALLEY PRAHA & GENさんに協賛を頂いて
チェコビールをその場で飲める様にしたり
木のおもちゃ や ボヘミアングラス等も紹介いたしました。


映画にもっと興味をもって頂けるよう、チェコに関連したイベントを行って、
来場者の方々に大変喜ばれました。
映画に出てくるインテリアを「あー欲しいなー」
と思って興味が広がるのもいいし、
映画を観る事によって楽しみが増えるのがいいですよね。

Q, ズバリおすすめの映画は?

A , いろいろありますが、私は「アラビアのロレンス」が大好きです。
主人公が、理想に生きようとして最終的には挫折するのですが、
トライする姿勢に感銘を受け
ました。

Q, 最後に天文館に新しくできるシネコンについてはどう思われますか?

A, ガーデンズシネマは39席の映画館ですけど、
自分たちは自分たちなりに感動を伝えられる映画館づくりに励みたいです。
TVで観る映画だと、どうしても「情報」として捉えがちなのですが、
映画館の大きなスクリーンですと感情移入の度合いも違いますし,
何より知らない人たちと感動を共有できるのが魅力ですよね。

人生をプラスに考えるようになったのは映画のおかげです。
映画の影響ってなにかと大きいですし,
これからも映画の面白さを伝えていく事にかかわっていきたいなと思っています。

短い時間でしたが、
黒岩さんの柔らかな雰囲気の中にある聡明さに感心したり、
鹿児島コミュニティシネマ、ガーデンズシネマはもちろんのこと、
映画 に対する熱い思いをお聞きする事ができました。

レポーター
貫太郎
河野静恵