サクラ咲く春の季節の開校をめざし、「学び」を口実に心地よい繋がりをつくろうと突き進む『サクラ島大学』。今回は、その職員である大里泰一さん(通称、委員長)に、ご自身のこと、サクラ島大学のことについてお話をうかがいました。
学生時代の経験から身につけた“おもてなし”のココロ
Q. 串木野市役所にお勤めの委員長。ご自身のこれまでのことを教えてください。A. ものをつくるのが好きな子供でした。鹿児島大学の教育学部に入学してからは、勉強はそっちのけで趣味のサーフィンやアルバイトにひた走りました。アルバイトは接客業が多くて、その頃に人を“おもてなし”をする楽しさを知りました。合ってるんでしょうね。
サーフィンから学んだ“行ってみないとわからない”のココロ
Q. 鹿児島の案内人として、いろんな人や場所を知っている委員長。なにがキッカケだったんでしょうか。
A. 趣味のサーフィンから学んだところが大きいですね。僕が学生だった頃はインターネットとかも普及してなかったから、波の情報とか直接行ってみないとわからない。いい波来てたら嬉しいし、友達とかに「さっきまでいい波きてたよー。」とか言われると悔しい。だから行く。人とかモノもおんなじで“行ってみないとわからない”。人との出会いは大事にしていきたいからね。
サクラ島大学のこと。“委員長”のココロ
Q. サクラ島大学の職員もされている委員長。まずはサクラ島大学について教えてください。
A. シブヤ大学の姉妹校で、来春開校を予定しています。正規の大学ではなくて、生涯学習を促進するコミュニティ大学のようなものです。サクラ島大学の名前には、「枯れ木に花を咲かせましょう」と枯れ木に灰を降らせして、サクラの花を満開にした“はなさかじいさん”のように、桜島の灰が降るたびに素敵な花がまちに咲いていくように、季節が変わっても花が咲いていくように、という願いがこめられています。
Q. サクラ島大学の立ち上げからずっと見守ってきた委員長。忘れられない出来事はありますか?
A. 出来事というか、このサクラ島大学というものができていく過程そのものが、忘れられませんね。いま鹿児島には、マルヤガーデンズさんやash Satsuma Design & Craft Fair等々、いろんな軸があって、それらが気がついたら引っ付いて面白いことしようとしてる。ちょっと目を離したら「えっ。今度はそんなことになったの?」ってことになる。職員として関わっててスゴく楽しいよ。
実は、『ぼくの鹿児島案内』を書かれた岡本仁さんを案内したこともある委員長。
あるときは串木野市役所で働く公務員、そしてあるときはサクラ島大学の職員と、いろんな顔を見せてくれる。委員長の魅力はとても短い文面ではおさまりきりそうにありません。
この記事を読んでみてサクラ島大学も含め、委員長に興味をもたれた方は“行ってみないとわからない”のココロを実践してみてはいいかがでしょうか。
あなたにも素敵な花が咲くかもしれません。
サクラ島大学についてはコチラ→http://sakura-univnet.blogspot.com/
レポーター|サザエさん+チハルさん+みそっぷ
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