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2011年6月19日日曜日

ゆずり葉PROJECT  2011.6/17FRI - 6/21TUE モノの達人との語らい


6月17日(金)インテリアコーディネーター手崎清美さん
による「それでもやっぱりイタリアは素敵!イタリアを
旅してインスパイアされたもの」の講演に行ってきました。

生まれ変わった大島紬
5日間にわたって開催されるこれらの講演は、鹿児島
で元気に活躍していらっしゃる女性たちを中心に座談会
形式で気軽に参加できるイベントとして行われる
そうです。

今回は、インテリアコーディネーターの手崎さんの
イタリア(フィレンツェ)滞在中に彼女の目を通して
気付かされた「イタリアと日本」についてのお話
でした。

娘さんの留学先への旅行だったそうですが、
8月にもかかわらずフィレンツェの空港では
クーラーなしで、また街の中も白熱灯の
せいかなんとなく、うす暗く感じたそうです。


食器・置物など
イタリアはフランスから電力の不足分を購入
している背景があり、必要のない電力は
使わないそうです。うちの両親が昔、
「夏は暑くて当たり前」とよく言って
いたのを思い出しました。
同じような感覚なのかもしれません。

また、若者はアルバイトする環境がなく、
就職してからも収入はそれほど多くない
ので必然的に生活は、シンプルだそう
です。

しかし医療費がタダのせいか、先行き
を心配しているようには見えず、とても
陽気だそうです。

そして法律によって古い建築物を勝手に
建て替えたりできないので中をリフォーム
して、家族などから浮け継いだものを大事
にして生活しているとか・・・・
身近な人たちとの会話も大切にしている
帯・バッグ・洋服なども
あります
そうです。

彼女はそのようなイタリアの若者の日常を目撃し、
果たして日本のように多くのモノは必要なのか?
と思ったそうです。



何かのきっかけを大事にして、少し立ち止まって
自分の生活や身の回りのモノやコトを考えてみる・・
質素な生活は、以外に豊かさを連れてくるもの
なのかもしれませんね。




イベントでは、自分ではもう使わなくなったモノを委託し、
次の受け取り手へと繋ぐ活動を行っています。
ぜひ一度足を運ばれてみてはいかがでしょう。

by折田

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