今、世界的に「公共交通=市電」と「トランジットモール=自家用車の乗り入れが制限されている区域」を中心とした街作りに注目が集まっています。天文館がそんな場所になったら、どんなに素敵でしょう。市民の足として親しまれている市電を「あたりまえの交通手段」ではなく「近未来の乗り物」として表現しました。イラストレーター大寺聡が描く鹿児島の未来。(maruya gardens newsより)
◆4/29(金)~5/5(木)
◆10:00~20:00
◆場所 garden7(7階)
◆入場料 無料
最近鹿児島県内の駅でこんなポスターを見かけませんか?実はこのポスターも大寺さんの作品なんです。
レトロなのに九州新幹線「さくら」?と思っていたら、やはり狙いでした。
指宿観光協会が作成したこのポスターは、かつて新婚旅行のメッカとして「東洋のハワイ」とうたわれた指宿へ、団塊世代の方々に向けて、もう一度当時を懐かしんで来てもらいたいという思いがつまったものでした。納得です。
しかし、かつての指宿といえば、プールとお花とバイキングを思い出すのは私だけでしょうか?(若い世代の方ははわからないですね。すみません。)
大寺さんは、鹿児島生まれ東京育ち、そして今はなんと日置市へ拠点を移されて活動されている、鹿児島ではとても有名なイラストレーターの方です。
私も大寺さんの考え方に興味があって、去年の夏に川辺で
行われた岡本仁さん(「ぼくの鹿児島案内」著者)との対談(公開講座)へ出かけました。
東京で成功されていた大寺さんが、なぜ自分の故郷である日置市へ拠点をうつされたのか?
その時はグッドネイバー(良き隣人)の話がメインだったのですが、とても興味深い話をされていました。
都会だから仕事があるとか、田舎だから仕事ができないとか、そういう価値観を変えたいとの思い
。鹿児島からでも発信はできるという思い。そんな思いを大切にされているのだと思います。
詳しくは大寺さんの公式HPをご覧ください。とても興味深いです。
→http://www.ohtematic.com/2010/08
鹿児島には良き隣人がたくさんいます。都会とは違う顔の見える隣人です。
そんな人達がたくさん集まって情報発信をすれば、鹿児島も東京とは何も変わらない場所になるのではないでしょうか?
ぜひ個展にも足を運んで、大寺さんの世界を感じてみてください。
by よこやま
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